「ホームステイ」ってなんかキラキラしてませんか?
現地の外国人の普段の生活を送って、英語で家族と仲良くなり、週末には車でみんなで出かける。
こんなイメージを持っている人は多いと思います。
では実際どうなのか。
結論から言うと、家族によりますが上記で述べたようなホームステイはなかなか見たことないです。
そこで僕や友人の体験談から実際のホームステイがどんな感じだったのかを紹介していきたいと思います。
ほぼマイナス面ばっかりなのでホームステイが楽しみな人は見ない方がいいかもしれないです。
僕はオーストラリアにてホームステイをしました。
エージェント会社を通してホームステイを申し込んで、出発前に「ホームステイ先の家族はオーストラリア人だよ」とエージェント会社に案内されていました。
実際に会ってみるとインドネシア系のオーストラリア人?て感じの人で英語も超簡単な単語しか話せないような家族でした。
予想してた人と違うと思いましたが、いろんな人種がいるのでこれは仕方ないことです。
家自体はすごい大きくて、ここに住むのかと期待に膨らんでいました。
ホストファミリーに自分の部屋を案内され、ついていくと外にある小さい小屋に連れてかれました。その小屋はボロボロで、雑な仕切りで2部屋あり、しかもそのうち一部屋にはすでに誰か住んでいました。
「あなたの部屋はここね」と言われ、アリやゴキブリがめちゃくちゃいる部屋で僕は「OK」と言わざるを得ませんでした。
そしてまず、隣の部屋の人にあいさつに行き、顔を見てみるとなんとその人は日本人でした。
僕としては英語に囲まれた環境にいたかったのですが、そこに1か月住んで思ったことは日本人と住むと日本語めっちゃ使っちゃいます。
そして食事では朝食はりんごやバナナを勝手に食べていいよという感じでほったらかしでした。
昼飯は土日の家にいる時だけ出してくれて、まずいカップラーメンをよく食べさせてくれました。
夕飯はちゃんと作ってくれたのですが、けっこう雑な料理が多かったです。例えば、コメとスープとポテトチップスを出してくれた時があり、ホストファミリーが「こうやって食べるんだよ」と全部混ぜてポテトチップスを砕いて一緒に食べてました。
そのおかげで、出発前は太ることを心配してたのですが、その必要はなく、やせました。(笑)
土日の休日はみんな宗教の関係で教会にずっといたため、どこにも連れて行ってくれることはありませんでした。
僕の友人はイスラム教のホストファミリーにあたったらしいのですが、イスラム教のお祈りを1時間一緒にやらされると言って、すぐに別のホストファミリーに変えてもらってました。
以上のようにマイナス面を多く述べましたが、逆に良かったところは、ホームステイ先のホストファミリーがネイティブスピーカーではないので聞き取りやすく、簡単な単語だけを使った言い回しなどは勉強になりました。以上です(笑)。
僕は結局そこに1か月しか住まなかったですが、最初がそういう家だったため、その後はどんな汚い家でも住めるようになりました。
以上が僕が体験したホームステイだったのですが、ほんとに家族によって全然違うので、皆さんのホームステイは良い家族に当たることを祈っています。
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